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2007年07月17日

詐欺・96条3項

Q.96条3項の「第三者」とはいかなる者を指すのか。

 96条3項の趣旨=詐欺に基づく本人の意思表示を信頼して取引関係を有するに至った第三者の保護
 しかし詐欺取消後の第三者にはかかる信頼がない。
 →96条3項の「第三者」=詐欺取消前の第三者。
  「第三者」、対抗要件は不要(∵第三者と表意者とは前主後主の関係)
  「善意」=文言通り善意(∵表意者に帰責性がある)

Q.詐欺取消後の第三者はいかに保護されるか。
 詐欺取消による遡及効(130条)は法的擬制
 その実質=復帰的物権変動
 →第三者と本人とは対抗関係。
 →対抗要件具備の先後によって保護される者を決するべきである。
 →詐欺取消後の第三者、本人より先に対抗要件具備すれば、保護される



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